「ストレートをかけるか迷っている人へ。塩田が“やらない”と判断するケース」
カウンセリングで、
こんな言葉をもらうことがあります。
「正直、ストレートをかけるか迷っていて…」
「本当はやりたいけど、傷みそうで怖いです」
その気持ち、よくわかります。
そして僕は、そういう相談をされた時ほど、
慎重に判断します。
なぜなら、
ストレートは“やればいい施術”ではないからです。
この記事では、
僕が実際にサロンワークで
「今回はやらない方がいい」と判断するケースを、
正直にお話しします。
全員にストレートが必要なわけじゃない
まず大前提として。
全員にストレートが正解、ということはありません。
クセがあっても、
・活かした方が魅力的な人
・扱い方で十分対応できる人
・今は整えない方がいい状態の人
実際に、そういう方も多い。
それなのに、
「夏だから」「広がるから」
という理由だけでストレートを選ぶと、
後悔につながることがあります。
僕が“やらない”と判断するケース①
髪の体力が足りていない時
これは一番多いケースです。
・過度なパーマやブリーチをしている
・ビビり毛ができている
・触るとフニャっとする
こういう状態で無理にストレートをすると、
仕上がり以前に
髪が耐えられない。
この場合は、
・補修
・カット
・一時的なケア
を優先します。
「今はやらない」
=「一生やらない」
ではありません。
ケース②
クセより“ダメージ由来の広がり”が原因の時
広がる=クセ、
と思われがちですが、
実は違うことも多い。
・乾燥
・摩擦
・紫外線
これらが原因で
髪が言うことを聞かなくなっている場合、
ストレートをかけても
根本解決にならない。
この場合は、
まず状態を整えることが先。
ストレートは、
状態が整ってからの方がきれいにかかる。
ケース③
ライフスタイルと合っていない時
意外と見落とされがちですが、
ここも重要です。
・毎日結ばないといけない
・頻繁に汗をかく仕事
・セルフケアに時間をかけられない
この場合、
施術内容を間違えると
ストレートの良さを感じにくくなります。
だから僕は、
「かけるかどうか」もそうですが
生活を聞く。
合わないなら、
別の提案をします。
ケース④
仕上がりイメージが共有できていない時
これは、
施術する側として一番怖いケース。
・とにかく真っ直ぐ
・とりあえず広がらなければ
・なんでもいい
こういう状態でストレートをすると、
満足度は下がりやすい。
なぜなら、
完成形が曖昧だから。
仕上がりのイメージが共有できないまま
ストレートはお互いに良くないです。
それでも“やった方がいい”人もいる
ここまで読むと、
「じゃあ、やらない方がいいの?」
と思うかもしれません。
でも、
実際はやった方がいい人も多い。
・毎朝アイロンが欠かせない
・湿気で完全にコントロール不能
・夏が本当にストレス
こういう場合、
ナチュラル全体ストレートは
生活を一気にラクにします。
大事なのは、
タイミングと設計。
“正直に止めてくれる”という価値
僕が
「今回はやらない方がいいです」
と言うと、
驚かれることがあります。
でも、
それは売りたくないからではありません。
長く任せてもらいたいから。
無理な施術で
髪を壊してしまったら、
信頼は一瞬で崩れます。
迷っている時点で、相談していい
「迷っている」
それは、
髪とちゃんと向き合っている証拠です。
だから、
遠慮はいりません。
・やるべきか
・やらないべきか
・今じゃないのか
全部含めて、
一緒に整理します。
ストレートは“選択肢のひとつ”
ストレートは、
万能ではありません。
でも、
正しく使えば
夏のストレスを大きく減らす選択肢です。
やる・やらない。
どちらでもいい。
ただ、
納得して選んでほしい。
最後に
この記事を読んで、
少しでも安心したなら、
それだけで意味があります。
ストレートをかけるためじゃなく、
自分の髪を理解するために、
相談しに来てください。
無理な提案はしません。
必要なことだけ、正直に話します。
