「透明感のあるカラー」ってどういうこと??

こんにちは、中西です。

 

よくお客様とのカウンセリングで、『透明感のあるカラーにしたい』と言われることがあります。SNSでも「透明感カラー」ってよく見かけますよね。でも、「透明感がある」って、実際どういうことなのでしょうか?

今回は美容師の視点から「透明感とは何か?」について、説明します。

 

 

■ 透明感 = “光を通す質感”

まず、「透明感」とは簡単にいうと、「光を通すような質感・見た目」のことです。

ヘアカラーでいう透明感とは、髪の毛が柔らかく見えたり、透けて見えたりする印象のことを指します。

たとえば、真っ黒で重たい髪色よりも、ほんのりくすんでいたり、柔らかい色味が入っている髪色の方が、光に当たったときにふわっと明るく見えますよね。これが「透明感がある」状態です。

 

 

■ なぜ透明感が出るのか?仕組みを解説

日本人の地毛は赤み・オレンジみが強く、光を通しづらいのが特徴です。

この赤みが強いと、カラーをしても「重たく見える」「硬く見える」印象になりやすいんです。

透明感を出すためには、この赤みをうまく抑える必要があります。

 

具体的には、

アッシュ・グレー・ベージュ系などの寒色を使って赤みを打ち消す

髪が本来持っているブラウンを削ることで髪の中に光を通しやすくする

という工夫がされています。

 

ブリーチを使わずに透明感を出すには、薬剤の選定や塗布の技術、髪のコンディションも重要になります。

 

 

■ 透明感があるとどう見える?

透明感のある髪は、

•光が当たったときに色が柔らかく透けて見える

•髪が軽やかで柔らかそうに見える

•垢抜けた印象・こなれた印象を与える

こういった効果が期待できます。

特にナチュラルでありながら、おしゃれに見せたい方にはピッタリです。

 

 

■ 透明感=“明るさ”だけじゃない!

ここで勘違いしがちなのが、「透明感=明るい髪色」ではないということ。

実は、暗めのトーンでも透明感は出せます。

例えば、暗髪アッシュやダークグレージュなどは、暗めだけど赤みがなく、柔らかく透ける色味に仕上がるため、「透明感のある暗髪」として人気があります。

 

 

■ 透明感は“色の選び方”と“光のコントロール”で決まる

透明感を出すには、髪の赤みをどう抑えるか、どんな色味を重ねるかがカギになります。

そして、何よりも「髪質・履歴・ライフスタイル」に合わせて最適なカラーを提案するのが、美容師の腕の見せどころです。

「ただの暗い髪色じゃ物足りない」「柔らかくおしゃれに見せたい」という方は、透明感カラー、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

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